竹富島は、昔の琉球の街並みがそのまま残っている島で、あちこちにシーサーがあり、赤瓦の屋根があり、石垣があり、花や木々が咲き誇っていて、初めて行った時の感動は忘れられない。
街並み保存地区にも指定されている。
こんなにきれいな街を、自転車で駆け抜けるのは本当に気持ちよかった。
海もきれいで、小さい島なのに、お土産屋も何軒もあって、そのお土産屋の質がすごくいい。
可愛らしい、凝った雑貨店が沢山。
昼間は水牛車があちこち見かけられ、その水牛車からは三線の音色と、「安里屋ユンタ」の歌が聞こえてくる。
「安里屋ユンタ」とは、竹富島出身の美しい女性の物語の主人公となった人を、歌にしたもの。
名曲だ。沖縄ではかなり有名な唄で、竹富島でなくても安里屋ユンタを聴ける機会は沢山ある。
例えば、民宿に泊まると、民宿に三線を持参しているお客さんもいて、安里屋ユンタを弾いている。
ただちょっと昼間は観光客が多すぎる気もした。
竹富島には、昔のあのままの風景でいて欲しいと思った。
夜は、街灯があまりないので、私の地元では考えられないほど真っ黒闇。
どこに何があるのか分からないぐらい、真っ黒になる。
竹富島の民宿に泊まったら、宴会をやっていて、色々な人と話をする事が出来た。
その中には、「お金がある時は八重山、お金がない時は海外に行く」と言っている人がいた。
なるほどなぁ・・と思った。確かに海外に行くより竹富島に行く方がお金が掛かるのかもしれない。
船で行くと、那覇から石垣島まで12時間、石垣島から竹富島までは、10分。
石垣にさえ行ければ簡単に行ける場所。石垣や八重山諸島に行かれた時は、ぜひ竹富島にも行かれる事をおすすめ。
行って絶対に後悔しない島だと思った。私は一生に一度は行く島だと思う。
竹富島はたまたま昔ながらの沖縄の風景が残っているが、沖縄本島でも昔は、あんな光景だったのだろうと思う。
今となっては不可能な話だが、昔の琉球と言うものを一目この目で見たかった。
竹富島の風景をイメージして作った物。さすがにきじむなーはいなかったが・・^^;
水牛車と陶芸をするおじぃがいます。
シーサーときじむなー君。