てぃーだブログ › 沖縄・シーサー修行の日々。 › 沖縄の本 › 沖縄移住本

2007年01月05日

沖縄移住本

沖縄に移住する前に私は沖縄関連の本を読みあさっていて、だいたい30冊は読んだ。それらの読み物は、どれも非常に面白く、中でも興味を引いたのが、沖縄と内地との違いのカルチャーショックを書いた沖縄移住本。これらの本の作者の殆どは、私と同じように沖縄病にとりつかれた、内地から沖縄に移住した人が書かれている。私はそういう関連の本を読む度に、沖縄って何て面白くて、個性的で、魅力的な場所なんだろうと、沖縄病がますます悪化していって、新しい本が出る度に買っていた。
実際に沖縄に移住してからも、そういう関連の本に目を通していたのだが、ある日突然、一切の沖縄と内地のカルチャーショックを描いた本は読まなくなった。自分にとって沖縄の真実とは、私が体験した沖縄が全てであり、他人が体験した沖縄には興味がなくなったからだ。
正直、私は沖縄に移住する頃にはもうかなりの沖縄通になっていて、自分で新たな沖縄を発見すると言う事がほとんどなくなってしまっていた。知識と心構えがあって、沖縄に住んで誰もが体験するカルチャーショックをあまり体験出来なかった。
それは自分にとってすごく残念な事だと思う。カルチャーショックを描いた本の全てが悪いと言う訳ではなく、読み物として充分に楽しめる本である事は間違いないが、沖縄の事をオーバーに、そしておもしろおかしく書きすぎている気がする。
中にはおもしろおかしく書いていない本もある。そういう本を読むのはいいが、オーバーにおもしろおかしく書いている本を読むのはあまりおすすめ出来ない。
それでも沖縄に住んでいない人にとっては、どれが良い本なのか悪い本なのか分からないと思うし、何が真実なのか調べようがないと思う。
私は、あまりに沢山のカルチャーショックを描いた本を読みまくった事を後悔している。変な固定観念がついてしまったから。沖縄と内地の違いは、自分の目で発見したかったが、これだけメディアが普及した今となっては、それは仕方のない事なのかもしれない。


同じカテゴリー(沖縄の本)の記事
夢から来た景色
夢から来た景色(2007-01-07 21:56)


Posted by みかんちゃん at 08:59│Comments(5)沖縄の本
この記事へのコメント
明けまして おめでとうございます。

沖縄の本って色々ありますよね・・・
今度、本屋さんへ 行って 色んな本を見てみようと思います。

移住(長期滞在)が、いつになるか分かりませんが
何かの参考になればいいな。

今年も宜しくお願いします!
Posted by つぐみ at 2007年01月06日 11:00
つぐみさん

あけましておめでとうございます。
沖縄関連の本は、内地でもわしたショップに行けば沢山売ってますよ~。
私が読んで面白いなぁって思った本は「コザに抱かれて眠りたいzzz」です。
沖縄の本屋に行けばかなりの移住本がありますね。
私が移住する前はそんなになかったのに、今ブームなのかどんどん増えてきて、読むのが追いつかないです。
それでは今年もよろしくお願いします。
Posted by たいよう at 2007年01月06日 11:34
たいようさんへ

早速、お返事 ありがとうございます。
本当、沖縄ブームなのか たくさん色々な本があって
迷って???になる事もありますが
あまり硬くならず情報や知識は、ほどほどがいいですね。

もしかしたら春に沖縄へ(2泊3日予定)1人旅に行くかもしれません。
遠方への一人旅は、初めてに近いので不安でドキドキですが・・・

1人でも行ける場所って、どこかありますか?
観光地ではなく、のんびりと沖縄の自然を感じたいなって
でも、美ら海水族館にだけは、また行きたいなと思ってます。
Posted by つぐみ at 2007年01月06日 13:32
つぐみさん

沖縄に一人で行かれるなら、私ならゆっくり出来る喫茶店でのんびりします。
沖縄のお店の所にも書きましたが、「すーじ小」って喫茶店はすごくいいですよ。あとは、壺屋やちむん通りの「南ぬ窯」もガジュマルの木の下でお茶が飲めてくつろげます。あと記事にも書いたけど、玉城村は私が沖縄で一番好きな場所です。
玉城村に二つある茶屋、どちらもすごくいいです。
Posted by たいよう at 2007年01月06日 14:07
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
Posted by つぐみ at 2007年01月06日 15:58
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。